2018年4月22日日曜日

うつ病体験談①

こんにちは、まおりんです。


今回は自分ではなく、とある人の体験談を書いていこうと思います。


予め断っておきますが、掲載許可はいただいております。


長くなるとは思いますが、自分以外にもこんな人がいるんだって思ってもらえて尚且つ、

うつへの理解が深まってくれるとその人も僕もうれしいです。


ではここからその人の体験談になります。どうぞ。



~自殺未遂で入院~


入院の理由…僕は医者に働き過ぎだと言われる生活

(1日15~16時間労働を休日無しで6年程続け、初診前の数ヵ月は1日の総休憩時間(調理

時間、トイレ含む)を1時間にしていました)

をしてうつ病になったのですが、当時は治療をして元の自分に戻るという思考しかなく、


元の働き方をしたら確実に再発してしまう

この辛い治療生活を続けても元には戻れない

なら治療の意味がない

じゃあ今してる事は無駄だから死ぬしかないじゃん、と思考が極端になり、

※ODをしてから首を吊りました。

ですがヒモが切れて気絶し、嫁(当時は彼女)に救急車を呼ばれ病院に行きとりあえず助か

りました。


で、自殺の危険が強いので自宅に帰って何日か後に閉鎖病棟に医療保護入院で入りました。

※OD(drug OverDoseの略称)とは、簡単に言うと規定量以上の薬を飲んで死のうとする行

為のことです。 詳しくはwikipedia参照です。





~入院後のお話~

・入院中の気分

最初の3日は自分はどうせこんな事を繰り返すだけの人生だとひたすら自分を罵っていま

した。


個室に閉じ込めてられていたので誰でも関わる事が出来ず物凄く寂しくて辛かったです。


ですが、4日目にフッと「元に戻る事だけが正解なのか?」

と違う視点が生まれました。

そこからは「そもそも社会復帰が目的なんだから薬飲んでいようが通院していようが、パ

フォーマンスが落ちなきゃ良いんじゃね?」と思い、そこからは楽になりましたね。



うちの病院は患者と看護師さんが仲良く喋ったりする環境だというのもあり、

かなり気楽に過ごしていました。勿論他人との共同生活ですからストレスではありました

が、患者の中ではかなり楽しく過ごした部類だと思います。


そして外出や外泊の許可を貰ってそれをした時は

自分が過ごしてきた当たり前の日常が如何に幸せだったかを実感し

世界はまだ自分が知らない楽しみで溢れていると思いました。


この思いは退院から三年経った今も同じです。



以上になります。


さて、いかがだったでしょうか。


僕はこの話を聞いたときすごくドキッとしました、驚いたというかびっくりしたという

か。


失礼ですみませんが、こんなことする人って本当に居たんだって気持ちですかね。


うまく言い表せなくてごめんなさい。


言い訳じゃないですけど、うつって説明が難しいんですよね。。。




さて、この方いままで名前は伏せていましたが、Twitterで色々お話を聞きました。

錦山まるという名前で活動されていらっしゃいます。

Twitterアカウントはこちらです。


そして漫画も描いていらっしゃるということで紹介させていただきます。

pixivにログインできなくてニコニコ静画になってしまいますがご了承ください。


こちらです。


ご自身の体験をコミカルに描かれてらっしゃるのでとても読みやすかったですよ。




あと、Amazonにて最近発売された


『「○○すればうつ病治るよ」...んなワケねぇだろ!‐患者に向けられる超迷惑な『エセ医療』とは?₋』


Amazonへのリンクになります、こちらからどうぞ。→Amazon


kindleで買って早速読みましたが、これ読んでもう共感しかなかったですね。


この本も錦山まるさんが執筆されたものです。


リンクを貼っておいたのでぜひ読んでみてください。


価格もそれほど高くないので買いやすいと思います。



ここまで長々とお読みくださりありがとうございます。

できればいつものように拡散していただけると嬉しいです。

そして、お話してくれた錦山まるさん、本当にありがとうございました。


では今回は以上になります、まおりんでした!





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